高精度±0.8%、超低消費電流0.42μA 検出遅延機能付き 超小型電圧検出器 XC6129 シリーズ
トレックス・セミコンダクター株式会社(東京都中央区 代表取締役:藤阪 知之)はウエアラブル機器、小型携帯機器などに最適な高精度、超低消費電流を実現した遅延機能付きの超小型電圧検出器XC6129 シリーズをリリースしました。
XC6129シリーズは、高精度±0.8%(Ta=25℃)、超低消費電流0.42μA(検出時VDF=2.7V)で遅延機能を搭載した超小型電圧検出です。高精度と超低消費電流を同時に実現し、更に超小型パッケージUSPN-4 (0.9 x 1.2 x h0.4 mm)を採用したことで、基板面積の省スペース化が要求される小型アプリケーションや検出時の出力論理が選択可能なため、マイコンを使用するすべての電子機器に最適です。
今回、トレックス従来品の電圧検出器には未搭載であった検出遅延機能を新たに追加しました。検出遅延機能により、瞬間的なVIN降下による誤検出を防ぐことができます。遅延機能はCd端子に接続する外付けコンデンサの値によって解除遅延時間/検出遅延時間を設定可能です。また、Cd端子はマニュアルリセット端子としても使用可能です。
検出電圧範囲1.5V~5.5V(0.1Vステップで設定可能)、動作電圧範囲1.3V~6.0V、検出電圧温度特性は±50ppm/℃ (TYP.)です。出力形態はCMOS出力とNchオープンドレイン出力の2種類があり、CMOS出力のB/D/Fタイプは、不定動作防止機能を搭載し電源入力端子電圧が最低動作電圧未満において、不定動作による出力端子電圧を0.4V(MAX.)以下に抑えます。パッケージは超小型のUSPN-4の他、標準タイプSSOT-24を採用しており、用途に合わせて選択可能です。
EU RoHS指令、Pbフリー対応で環境に配慮した製品です。
XC6129 シリーズの特長
- ウエアラブル、その他小型アプリケーション機器、マイコンを使用するすべての電子機器に最適
- 高精度±0.8%(Ta=25℃)、超低消費電流0.42μA(検出時VDF=2.7V)
- 検出遅延機能を搭載で誤検出を防止
- 検出温度特性±50ppm/℃ (TYP.)
- 不定動作防止機能を搭載(CMOS 出力のB/D/F タイプ)
- 検出時の出力論理が選択可能(検出時L 倫理 / 検出時H 論理)
発売概要
製品名 | サンプル価 | 量産時期 |
---|---|---|
XC6129シリーズ | 200円(税抜価格) | 量産中 |
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