パワーセーブ機能付 Push Button ロードスイッチ(2/4)

ブロック図及び各機能

Fig.1 XC6192Aブロック図

初期状態

電源が印加されると、VOUTは強制的にOFF状態となります。

Turn-On機能

電源が印加された状態で、SW端子に“L”レベル電圧を一定時間(Turn-On Delay Time:以下TOND)印加すると、VOUTはON状態となり、SW端子を“H”レベル電圧に戻しても、ON状態を維持します。

強制OFF機能

VOUTがON状態において、SW端子に“L”レベル電圧を一定時間(Turn-Off DelayTime:以下TOFFD)印加すると、VOUTはOFF状態となり、SW端子を“H”レベル電圧に戻しても、OFF状態を維持します。
強制OFF機能はAタイプのみです。
BタイプはVOUTがON状態において、SW端子に“L”レベル電圧を印加してもOFF状態になりません。

MCU等によるOFF機能

本ICはSHDN端子を使用することによりMCU等により適切なタイミングでOFFを可能とする機能を持っています。VOUTがON状態において、SHDN端子に1パルス(100usを目安)“H”レベルを印加することで、VOUTをOFF状態にできます。

(*1)安全にOFFするための準備を完了させMCU等からSHDN端子へ信号入力してください。

出力コンデンサ突入電流制限機能

出力コンデンサ突入電流防止機能は、スイッチON時に生じる過剰な電流を抑制するため、電池インピーダンスと過剰な電流によって起こるブラウンアウト状態を防止します。
VOUTがOFF状態において、SW端子に“L”レベル電圧をTOND間印加するとVOUTはFig.1に示されているPM1及びR1を介してONします。
VOUTが一定電圧(Inrush Current Limit Voltage:以下VRUSH)に達すると、PM2がONします。

(*2)本機能のPM1及びR1により、起動時に0.35mA(DC)以上の負荷を引いた状態で立ち上げると、VOUTは完全に立ち上がらない場合があります。起動時出力電流を0.35mA(DC)未満にするか、PG端子を使用して後段デバイスの出力許可を行うように設計してください。

パワーグッド機能

後段のデバイスを適切に動作許可するために、PG端子(Nchオープンドレイン)を搭載しております。VOUTがVRUSHに達するとPG端子は“L”インピーダンスから“H”インピーダンスとなります。

出力コンデンサディスチャージ機能

VOUTがOFF状態となると、後段のデバイスが不安定動作とならないように、出力コンデンサに溜まったエネルギーをFig.1に示されているR2、MN2を介して引き抜きます。

出力回路短絡保護

VOUTがON状態において、回路短絡によりVOUTが一定電圧(Short Circuit Detect Voltage:以下VSHORT)を下回ると、VOUTはOFF状態となります。SW端子に“L”レベル電圧をTOND間印加することで復帰します。

この記事で紹介した製品

XC6192

電池実装デバイスの出荷テスト完了後に電源ラインをシャットダウン(OFF)状態にすることで、長期保管時における消費電力を大幅に削減することを可能とするPush ButtonロードスイッチICです

電池実装デバイスの出荷テスト完了後に電源ラインをシャットダウン(OFF)状態にすることで、長期保管時における消費電力を大幅に削減することを可能とするPush ButtonロードスイッチICです

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