トレックスグループのマテリアリティ

トレックスグループは、あらゆる電子機器に求められる製品を提供することで社会基盤を支えています。また、事業に携わるすべての人々と共に繁栄することで、中長期的な企業価値向上と社会の持続的な発展に向け取り組んでいきます。

トレックスグループの中長期での持続的な成長や企業価値向上に向けて不可欠な要素は、確かな技術力に支えられた付加価値の高い製品の提供と、こうした製品を生み出す源泉である人財、その人財が安心して働き続けることができる環境です。また、気候変動をはじめとする環境問題への対応についても十分な配慮が必要であることに加え、成長の基盤として中長期の成長シナリオを描き、挑戦するための経営基盤の確立も重要です。

こうした考えに基づき、トレックスグループでは以下のマテリアリティを設定しました。今後も中長期の企業価値向上、社会の持続的な発展に向け、着実に課題に取り組んでまいります。

マテリアリティ

1.社会課題解決に向けた高付加価値製品の提供

トレックスグループの製品は、世界中のあらゆる分野で使用される電子機器に広く採用されています。
持続可能な社会の実現に向け、高付加価値な半導体製品を提供することで、社会課題の解決と事業の成長の両立を目指しています。

2.多様で個性ある人財が活躍できる環境の整備

トレックスグループの強みは、長年にわたる半導体事業で培った技術力と、市場のニーズを的確に捉える力です。この力を次世代に継承し、急速に変化する時代に対応できる専門性と独創性を備えた組織力を構築するため、人財の確保と育成を推進していきます。
また、多様な個性と専門性を活かし、従業員が自発的に活躍できる職場環境の整備にも注力していきます。

3.地球環境保全に向けた取組の推進

トレックスグループは、気候変動を含む環境問題を、持続可能な社会の実現に向けた重要な課題と捉えています。
バリューチェーンを通じて、環境負荷を軽減する半導体製品を提供することで、省エネや省資源化に貢献し、環境保全に取り組んでいきます。

4.すべてのステークホルダーのための経営基盤の確立

トレックスグループは、事業に携わるすべてのステークホルダーが共に繁栄することを目指しています。グループの継続的な事業成長を通じて、社会に貢献し、利益の創出を実現していきます。
中長期的な企業価値の向上に向け、堅実な経営基盤を維持し、リスクマネジメントを推進することで、さらなる成長を追求していきます。

マテリアリティ特定プロセス

STEP01
メガトレンドやESG課題候補のリストアップ
メガトレンドに対する影響度を議論
影響度の大きい項目を「ESG課題検討リスト」に追加しマテリアリティ候補として検討
STEP02
ESG課題検討リストの作成
GRIスタンダード、SASBに加え、メガトレンドシートにて影響度を「大」とした項目を踏まえ、マテリアリティ候補となる「ESG課題検討リスト」を作成
STEP03
重要度・影響度判定の実施と結果のマッピング
「ESG課題検討リスト」から、ステークホルダー及び自社の課題をマッピング。マテリアリティ候補とすべき課題を抽出
STEP04
マテリアリティ候補の抽出
マッピング上での各課題の散布度合を踏まえ、マテリアリティ候補とする基準を設定し、マテリアリティ案を抽出
STEP05
マテリアリティの承認
サスティナビリティ委員会での議論を行いマテリアリティを特定、取締役会での審議、承認
  • 1
    温室効果ガスの削減
  • 2
    省エネの取り組み加速
  • 3
    人材育成の強化
  • 4
    半導体市場の拡大
  • 5
    ガバナンス体制強化